F1300 | 地球がこの位置にあるときの太陽の高さを調べて みましょう。 |
F1315 F1316 | 公転面を斜め上からではなく、真横からながめて みましょう。 地軸は、公転面に対して垂直でなく、このように約 23.5°傾けたまま、1日に1自転しているのです。 赤い点線で囲んだ部分を拡大してみましょう。 |
F1318 F1322 F1324 | 日本のほぼ真ん中に位置する西脇市(東経135°北緯 35°)に当たっている太陽光線を考えてみましょう。 人間は地球に比べるとずっと小さいので、自分の立って いる地面は平らに見えます。今、西脇市の地面を人間が 感じているように延ばしいくと、太陽光線がどのような 角度で当たっているかよく分かります。(太陽の高さ(高度) は、太陽の方向と水平面との角度で表します。太陽高度は、 日の出のときは地平線にあり、だんだん高くなり、南中時に いちばん高くなります。) では、この斜めになっている地面を私達が、ふだん 感じているように直してみましょう。 |
F1326 F1328 F1329 | 太陽が、真南に来ることを南中といいます。その土地の 経度によって南中する時刻は違いますが、だいたい正午 ごろです。(日本では東経135°を子午線と決め、東経 135°に南中したときを正午としている。) 画面は、西脇市で1年中でいちばん太陽が高くなり、 ほぼ頭の真上から差しているときです。いつでしょう。 (太陽は、昼ごろ南の高い空に来るのですから、この 男の子が向いている方角は、南です。) 夏至の日の正午、太陽がいちばん高くなります。 (夏至の太陽の南中高度) |
F1330 F1331 F1333 F1334 F1336 F1338 F1339 F1340 F1341 F1342 | 次に、反対側の位置に地球があるときの太陽高度を 調べてみましょう。 公転面を真横から眺めてみましょう。 赤い点線の中を拡大させてみます。 夏至のときと同じ西脇市を考えてみましょう。 このように太陽光線が当たっています。 太陽光線の当たっている地面を、夏至のときのように 延ばしていきます。 このように太陽が当たっています。 この斜めの画面をふだん私達が、感じているように 直してみましょう。 この日は、西脇市で1年中でいちばん太陽が低い ときです。いつでしょう。 冬至の日の正午ごろです。冬至の日の太陽の南中高度 にです。 冬至の太陽の南中高度と、夏至の太陽の南中高度とを 比べてみましょう。冬至と夏至の南の向きが逆になって いますので、同じ向きに直して比べやすくします。 (夏至のときは西から、冬至のときは東から見ているので 南が画面上、左右反対になった。) 太陽高度が、変った原因は何でしょう。考えて下さい。 (公転面に対して地軸の角度が、夏至と冬至では違って いる。→太陽高度が変ってくる。) 夏至を過ぎると太陽高度がだんだん低くなり、冬至の時 がいちばん低くなります。冬至を過ぎるとまた太陽高度 は高くなっていき、夏至の時がいちばん高くなります。 |